意外にも、昔コーラは“薬”
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001 2022/02/21(月) 00:15:42 ID:OLe29ymtgg
ジョン・ペンバートン氏は、1880年ごろ、「奇跡の植物」として注目を集めていた「コカ」を使い、ワインにコカの成分を溶かし込んだ飲み物を開発しました。「コカ」とはつまり「コカイン」のことで、コカの葉から抽出したコカインの成分が微量含まれていました。アルコールとコカインが組み合わさることで、うつ状態を改善し、活力を与える薬として人気商品となりました。
当時欧米で巻き起こっていた禁酒運動が盛り上がりを見せ、アルコール飲料も非難対象となってしまいました。当時コカインは麻薬とは考えられておらず、コカインより酒の方が問題視されていたわけです。ペンバートン氏は禁酒中でも飲めるコカを使った飲み物を模索し続け、1886年にコカ・コーラを完成させました。このとき、コーラ原液を水と間違えて炭酸水で割るというラッキーな偶然が重なったともいわれています。
また、コカ・コーラとともに日本で知られるペプシコーラも薬として販売されていました。発明したのはキャレブ・ブラッドハム氏で、この方も薬剤師でした。主にコーラナッツ、バニラビーンズ等を原材料にした消化不良の治療薬として考案され、のちに消化酵素のペプシンを含んでいることに由来して「ペプシコーラ」という商品名になりました。
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